数日で定員に達した「SORAと学ぶ ASD勉強会」は、同じ内容を、
数ヶ月おきに実施したいと考えています。
このイベントに申し込まれる際に、気をつけていただきたいことを
お願い申し上げます。
アスペルガー・アラウンドには、多くのカサンドラの方が、訪れますが、
カサンドラ状態と言っても、様々な段階があるということをご自分を振り返って
ご承知おきいただきたいのです。
アスペルガー・アラウンドには、最近になって、ご自分がカサンドラで
あると気付かれた方が多くご連絡くださいます。
夫のASDについても、まだ、良くわからない。
同時に、
自分のカサンドラの段階も当然、良くわからない。
カサンドラの方は、周囲の無理解から、孤立感を抱えています。
そして、そのために自尊感情が下がって、傷つきやすくなっている場合があります。
「SORAと学ぶASDを勉強会」に参加するとこんな反応が起きる場合があります。
✳︎✳︎
「パートナーは障害者だったんだ、じゃあ、障害がない私がこれからも頑張るしかないのね・・・」
「わざとではなく障害が要因だったのに、それを理解していなかった私が悪いのね」
「私の気持ちを受け止めてくれると思ったのに、ASDを理解して、受け入れろと言うの?
救われると思ってきたのに、もうどこにも行く気力がわかない・・」
「結局、普通の夫婦には、なれないんだ・・・」
✳︎✳︎
パートナーの特性を理解するための勉強会ですから、各々のカサンドラ状態の辛さに
寄り添ったり、受け止める時間がほとんどないのです。
カサンドラの方は、夫を知ったり、どうするか考えるよりも、先に、
孤立感から抜け出し、自分に自信を取り戻すことが最優先される段階があるのです。
自分の状態が悪いときに、夫を知ろうとすることは、むしろ、さらに、
ご自分を追い詰めることにもなりかねません。
SORAは、特別支援教育に関わってきました。
お子さんに障害があって生まれたお母さんの全てが、
お子さんの障害をすぐに、受け止められるとは限らないことを知っています。
お子さんが成人したのちも尚、「この子に障害さえなければ」と嘆き続ける
お母さんもいることを知っています。
それは、お母さんにも、お子さんにも、ともに辛い生き方だと感じてきました。
障害を受容することは、それほど簡単なことではないのです。
でも、それは、避けられない事実であり、向き合うべきことです。
現状を知って整理したい、先にすすみたいと思う気持ちや気力に余裕があれば、
知ることはとても大事なことです。
自分にその余裕がまだないと感じられるのであれば、ASD勉強会に参加される前に
しゃべりばや、個別相談、仲間が集まるワークショップ等に参加して、
まず、孤立感から抜け出すところから、スタートされることを私は、
強くおすすめいたします。
カサンドラからの脱出は、少しづつ、ゆっくり、丁寧に。
結論を急がないこと。
時間をかけて回復していきましょう。
私は、少し先を歩きながらカンテラをかざし続けていきます。
数ヶ月おきに実施したいと考えています。
このイベントに申し込まれる際に、気をつけていただきたいことを
お願い申し上げます。
アスペルガー・アラウンドには、多くのカサンドラの方が、訪れますが、
カサンドラ状態と言っても、様々な段階があるということをご自分を振り返って
ご承知おきいただきたいのです。
アスペルガー・アラウンドには、最近になって、ご自分がカサンドラで
あると気付かれた方が多くご連絡くださいます。
夫のASDについても、まだ、良くわからない。
同時に、
自分のカサンドラの段階も当然、良くわからない。
カサンドラの方は、周囲の無理解から、孤立感を抱えています。
そして、そのために自尊感情が下がって、傷つきやすくなっている場合があります。
「SORAと学ぶASDを勉強会」に参加するとこんな反応が起きる場合があります。
✳︎✳︎
「パートナーは障害者だったんだ、じゃあ、障害がない私がこれからも頑張るしかないのね・・・」
「わざとではなく障害が要因だったのに、それを理解していなかった私が悪いのね」
「私の気持ちを受け止めてくれると思ったのに、ASDを理解して、受け入れろと言うの?
救われると思ってきたのに、もうどこにも行く気力がわかない・・」
「結局、普通の夫婦には、なれないんだ・・・」
✳︎✳︎
パートナーの特性を理解するための勉強会ですから、各々のカサンドラ状態の辛さに
寄り添ったり、受け止める時間がほとんどないのです。
カサンドラの方は、夫を知ったり、どうするか考えるよりも、先に、
孤立感から抜け出し、自分に自信を取り戻すことが最優先される段階があるのです。
自分の状態が悪いときに、夫を知ろうとすることは、むしろ、さらに、
ご自分を追い詰めることにもなりかねません。
SORAは、特別支援教育に関わってきました。
お子さんに障害があって生まれたお母さんの全てが、
お子さんの障害をすぐに、受け止められるとは限らないことを知っています。
お子さんが成人したのちも尚、「この子に障害さえなければ」と嘆き続ける
お母さんもいることを知っています。
それは、お母さんにも、お子さんにも、ともに辛い生き方だと感じてきました。
障害を受容することは、それほど簡単なことではないのです。
でも、それは、避けられない事実であり、向き合うべきことです。
現状を知って整理したい、先にすすみたいと思う気持ちや気力に余裕があれば、
知ることはとても大事なことです。
自分にその余裕がまだないと感じられるのであれば、ASD勉強会に参加される前に
しゃべりばや、個別相談、仲間が集まるワークショップ等に参加して、
まず、孤立感から抜け出すところから、スタートされることを私は、
強くおすすめいたします。
カサンドラからの脱出は、少しづつ、ゆっくり、丁寧に。
結論を急がないこと。
時間をかけて回復していきましょう。
私は、少し先を歩きながらカンテラをかざし続けていきます。